電子タバコを始めて早3ヶ月。だいぶ環境も整ってきました。
思い返してみると電子タバコ、VAPEを始めるにあたって一番困ったのが機種の多さです。
というのもVAPEはいくつかのパーツに分かれていてそれぞれに良し悪しがあり、
自分のニーズにあったものを選ばなければいけません。自分が最初に整えた環境は
Joye510CCでした。相当時代遅れの機種だと気づいたのはしばらくしてからです。
しかし
楽天のランキングを見ると良い機種とは言えないものが上位を占めています。
私がうっかり510CCを買ってしまったのも仕方ないことにしておきます。
そこで初心者なりにこれからVAPEを始めてみたい方用にメモを書いてみます。
初心者が初心者目線で書く拙い記事ですが何かの一助になれば幸いです。
VAPEのパーツそれぞれ
そもそも電子タバコとは液体を熱して水蒸気にし、吸入するもののことを指します。
ざっくりわけるとバッテリーとアトマイザーの2つのパーツから構成されています。
写真左の黒い棒がバッテリー、右の銀色の部品がアトマイザーです。
参考までに、バッテリーはSmoktech eGo Winder 1300mAh VV バッテリー、
アトマイザーはAspire ET-Sです。
この2つを組み合わせれば後はリキッドをチャージするだけでVAPEを楽しめます。
早い話、この2つとリキッドさえあればすぐにでもVAPEができるわけです。
しかし問題なのは冒頭にも書いたとおりこれらの機種があまりにも多いこと。
バッテリーとアトマイザーだけでも何を揃えればいいのか迷ってしまいます。
少なくとも私は相当迷いました。
また、VAPEをどのような目的で使うかによっても選ぶ機種は変わってきます。
これは後述していきます。
アトマイザー
バッテリーに乗せるリキッドを蒸気化させる一番重要なパーツがアトマイザーです。
どちらもAspire社製、左がET-Sで右がNautilus miniです。
アトマイザーは味重視のものや煙量重視のものなどそれぞれ特色があり、
リキッドとの相性や自分の好みに合わせて選んでいきたいパーツです。
Nautilus miniをばらしてみました。これがアトマイザーのパーツになります。
一番左がドリップチップと呼ばれる吸口です。これは好きなものに交換できます。
中央がパイレックスガラス製タンク。ここにリキッドを保持して、その隣の
コイルに供給し、バッテリーから受けた電力でコイルが発熱して蒸気化され、
VAPEする、という仕組みになっています(多分)。意外とアナログな構造です。
コイル以外のパーツは洗浄して長く使えますが(
参考記事)コイルは消耗品で、
味が焦げたように変わってきたら交換する必要があります。
タンクがガラス製なのはプラスチックのタンクだとメンソールや
酸味のあるリキッドを入れた際ひび割れてしまうからです。
パイレックスガラス製ならその心配はありません。
次にET-Sをばらしてみました。こちらはドリップチップが一体化されており
交換することができません。タンク容量もNautilusと比べるとずいぶん少なく、
コイルの形状も別物です。
510コネクターとeGoコネクター
そしてこの2つのアトマイザーには最も大きな違いがあります。
バッテリーに接続する部分のコネクターが凹と凸で全く異なっています。
左のくぼんでいるのがET-S。こちらがeGoコネクターです。
右の出っ張っているのがNautilus mini。こちらは510コネクターです。
こうして見ると内径がずいぶんと違うのもわかりやすいかと思います。
これは各アトマイザーに適したバッテリーが違っていることからきています。
バッテリー
VAPEのバッテリーも大きく2つにわけることができます。
比較的安価で細身、流通量の多いeGoコネクターバッテリー(写真右)と
様々な種類があり主に510コネクターを持つMODと呼ばれるバッテリー(写真左)です。
eGoバッテリーもMODも中で更に細分化できるのですがここではあえて避けます。
eGoバッテリーは内径14mm程の細身のものがほとんどのため、eGoコネクターの
アトマイザーも細身のものが多く流通しています。対してMODは写真のような
ボックス型や太いチューブ型など様々な形状や種類があり、多くの種類のアトマイザーを
つけることができます。MODでの使用を想定されたアトマイザーは大振りなものも
多いです。この写真ではeGoバッテリーにET-Sを、MODにNautilus miniを
乗せていますがどちらもちょうどいいサイズ感になっています。
先述したコネクターですが、バッテリー側も対応しているコネクター、
対応していないコネクターがあります。写真左のMODはコネクターが凹になっており
510コネクターにのみ対応しています。写真右のeGoバッテリーは内外両方にネジが
切られており、eGo/510コネクターどちらにも対応しています。
かといってeGoバッテリーに大きなNautilusをつけるとかなり不格好です。
アトマイザーとバッテリーの内径の相性も重用な部分かと思います。
では何を選べばいいのか?
やっと本題に帰ってきました。
アトマイザー、バッテリーにも様々なものがあると書いてきましたが、
要は何を選べばいいかというと自分がどう運用していきたいか、これに尽きます。
喫煙者が節煙、禁煙のためにVAPEをとりあえず試してみたいという場合
いきなり高価なMODを買うよりもeGoバッテリーとeGoコネクターの
アトマイザーでスリムに、本物の煙草と近い形状のものを選んだ方が
抵抗感なく使えるでしょうし、VAPEを新しい嗜好品としてお金をかけてでも
楽しみたいという方はeGoからステップアップしていくよりも
初心者向けMODを購入した方が結果的に安上がりになると思います。
万人におすすめできる最初の選択としては私なら各ショップに大体ある
スターターキットを選びます。国内外問わずほとんどのショップが
バッテリー、アトマイザー、充電器がセットになったスターターキットを
販売しています。あとはリキッドだけ揃えれば大丈夫で、入門にはもってこいです。
価格帯は3000~5000円程。eGoバッテリーが手に入るので後々自分で
好きなアトマイザーを探していくまでの足がかりになります。
個人的なおすすめは
healthcabinの
EVOD Glassスターターキット。
メンソールや酸味のあるリキッドも吸えるガラスタンクのアトマイザーと
650mAhのバッテリー、充電器がついて$14はかなりお買い得だと思います。
とりあえず試してみたいという方には一番いいキットなのでは。
最初からMODにしたいという方は電池内蔵式のMODが安全性も高く、
揃えるものも少ないので一番かな、と思います。私は購入したことがないので
なんとも言えませんがEleafの
iStickやINNOKINの
iTaste MVPが評判が良いです。
最近ですとeGO→バッテリー内蔵MOD→バッテリー交換式テクニカルMODが
順当っぽい感じがしますがeGOは飛ばしていきなりバッテリー内蔵MODに
してしまってもいいと思いますし、私のようにバッテリー内蔵MODを飛ばして
テクニカルMODを持ってみてもいいと思います。電池の扱いだけはよく勉強する
必要があります。MODと電池の危険性については諸先輩方の記事を参考にされてください。
結論
・とりあえず試しに買ってみるならeGo規格のスターターキット
・メンソールを吸いたい場合アトマイザーのタンクはガラス製のもの
・VAPEはどうしても合わない人もいるので最初はあまりお金をかけずに
・最初からMODを持ちたい場合は十分な知識をつけてから
こんなところでしょうか。
初心者から初心者に向けての記事なので粗いところはご容赦ください。
ものすごく無難な結論に落ち着いてしまいましたが、無難が一番ということで。
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